ninja

2013年12月18日水曜日

身禊-古事記6

前回は黄泉の国からイザナギが帰還しました。

まー酷い言いぐさ&行為でしたがw

ツッコミどころ満載の古事記はまだ続きます。

 イザナギの命は黄泉の國からお還りになつて、「わたしは隨分厭な穢たない國に行つたことだつた。わたしは禊をしようと思う」と仰せられて、筑紫つくしの日向の橘の小門のアハギ原においでになつて禊をなさいました。その投げ棄てる杖によつてあらわれた神は衝き立たつフナドの神、投げ棄てる帶であらわれた神は道のナガチハの神、投げ棄てる袋であらわれた神はトキハカシの神、投げ棄てる衣ころもであらわれた神は煩累の大人の神、 投げ棄てる褌であらわれた神はチマタの神、投げ棄てる冠であらわれた神はアキグヒの大人の神、投げ棄てる左の手につけた腕卷であらわれた神はオキザカルの神とオキツナギサビコの神とオキツカヒベラの神、投げ棄てる右の手につけた腕卷であらわれた神はヘザカルの神とヘツナギサビコの神とヘツカヒベラの神とであります。以上フナドの神からヘツカヒベラの神まで十二神は、おからだにつけてあつた物を投げ棄てられたのであらわれた神です。そこで、「上流の方は瀬が速い、下流の方は瀬が弱い」と仰せられて、眞中の瀬に下りて水中に身をお洗いになつた時にあらわれた神は、ヤソマガツヒの神とオホマガツヒの神とでした。この二神は、あの穢い國においでになつた時の汚垢によつてあらわれた神です。次にその禍を直そうとしてあらわれた神は、カムナホビの神とオホナホビの神とイヅノメです。次に水底でお洗いになつた時にあらわれた神はソコツワタツミの神とソコヅツノヲの命、海中でお洗いになつた時にあらわれた神はナカツワタツミの神とナカヅツノヲの命、水面でお洗いになつた時にあらわれた神はウハツワタツミの神とウハヅツノヲの命です。このうち御三方のワタツミの神は安曇氏の祖先神です。よつて安曇の連は、そのワタツミの神の子、ウツシヒガナサクの命の子孫です。また、ソコヅツノヲの命・ナカヅツノヲの命・ウハヅツノヲの命御三方は住吉神社の三座の神樣であります。

かくてイザナギの命が左の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は天照大神、右の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は月讀の命、鼻をお洗いになつ た時に御出現になつた神はタケハヤスサノヲの命でありました。
 以上ヤソマガツヒの神からハヤスサノヲの命まで十神は、おからだをお洗いになつたのであらわれた 神樣です。
 イザナギの命はたいへんにお喜びになつて、「わたしは隨分澤山の子を生んだが、一番ばんしまいに三人の貴い御子を得た」と仰せられて、頸に掛けておいでになつた玉の緒をゆらゆらと搖らがして天照大神にお授けになつて、「あなたは天をお治めなさい」と仰せられました。この御頸に掛かけた珠の名をミクラタナの神と申します。次に月讀の命に、「あなたは夜の世界をお治めなさい」と仰せになり、スサノヲの命には、「海上をお治めなさい」と仰せになりました。それでそれぞれ命ぜられたままに治められる中に、スサノヲの命だけは命ぜられた國をお治めなさらないで、長い鬚が胸に垂れさがる年頃になつてもただ泣きわめいておりました。その泣く有樣は青山が枯山になるまで泣き枯らし、海や河は泣く勢いで泣きほしてしまいました。そういう次第ですから亂暴な神の物音は夏の蠅が騷ぐようにいつぱいになり、あらゆる物の妖が悉く起りました。そこでイザナギの命がスサノヲの命に仰せられるには、「どういうわけであなたは命ぜられた國を治めないで泣きわめいているのか」といわれたので、スサノヲの命は、「わたくしは母上のおいでになる黄泉の國に行きたいと思うので泣いております」と申されました。そこでイザナギの命が大變お怒りになつて、「それならあなたはこの國には住んではならない」と仰せられて追いはらつてしまいました。このイザナギの命は、淡路の多賀の社にお鎭まりになつておいでになります。

ということですが。

 

 イザナギの命は黄泉の國からお還りになつて、「わたしは隨分厭な穢たない國に行つたことだつた。わたしは禊をしようと思う」と仰せられて、筑紫つくしの日向の橘の小門のアハギ原においでになつて禊をなさいました。

とかいってますが

禊が必要なほど汚い国、ってアンタ望んで行ったんだろうがw

なんか嫁さんごとばっさり切った感じですなw

しかし国自体がいやだとか汚いって言い方も酷いんですがw

 

そこから身体を洗うと、どんどん神様が出てくる(長い上に突っ込むところが微妙なので略)んですが、その様子を見るに、

やっぱりイザナミいらねーよ

的な雰囲気が漂うんですがw

だって毎日黄泉にいって身体洗えば神様生まれるだろうに。

 

ただ、このあとちょっとした問題が。

かくてイザナギの命が左の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は天照大神、右の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は月讀の命、鼻をお洗いになつ た時に御出現になつた神はタケハヤスサノヲの命でありました。
 以上ヤソマガツヒの神からハヤスサノヲの命まで十神は、おからだをお洗いになつたのであらわれた 神樣です。

 

これ突っ込んでいいのかな。

たしか記憶が正しければ、アマテラスって天皇家の神。

天皇家の祖となった神様はコンタクトレンズとかw

いい度胸してるな、稗田阿礼。

これを天皇に伝えたときどんなリアクションしたのか興味あるわw

「あなたの祖先はコンタクトレンズです」

間違いなく殴られるだろ(それで済めばいいが)w

これが目やにですってなったらw

稗田阿礼、本当は殺されてないかw?

 

まーそのあとも酷いんですがw

スサノオは鼻くそです

なんか、フォローしようがありませんw


 イザナギの命はたいへんにお喜びになつて、「わたしは隨分澤山の子を生んだが、一番ばんしまいに三人の貴い御子を得た」と仰せられて、頸に掛けておいでになつた玉の緒をゆらゆらと搖らがして天照大神にお授けになつて、「あなたは天をお治めなさい」と仰せられました。この御頸に掛かけた珠の名をミクラタナの神と申します。次に月讀の命に、「あなたは夜の世界をお治めなさい」と仰せになり、スサノヲの命には、「海上をお治めなさい」と仰せになりました。

アマテラスが優遇されてるような感じですが

それでポイントでも稼いだつもりなんでしょうか。

 

それでそれぞれ命ぜられたままに治められる中に、スサノヲの命だけは命ぜられた國をお治めなさらないで、長い鬚が胸に垂れさがる年頃になつてもただ泣きわめいておりました。その泣く有樣は青山が枯山になるまで泣き枯らし、海や河は泣く勢いで泣きほしてしまいました。そういう次第ですから亂暴な神の物音は夏の蠅が騷ぐようにいつぱいになり、あらゆる物の妖が悉く起りました。

長い髭が胸に垂れ下がる年頃って

おっさんになっても延々と泣いてるのかw

というか漫画的表現だよな、これw

で、その理由なんですが

そこでイザナギの命がスサノヲの命に仰せられるには、「どういうわけであなたは命ぜられた國を治めないで泣きわめいているのか」といわれたので、スサノヲの命は、「わたくしは母上のおいでになる黄泉の國に行きたいと思うので泣いております」と申されました。

この神様、マザコンですw

死んだ母親に会いたいって。

しかもおっさんになっても母親に会いたいってだけで泣くのかよw

出生が出生だけにクソ過ぎです、この神様。

ダメだ、なんとかしないと……

そこでイザナギの命が大變お怒りになつて、「それならあなたはこの國には住んではならない」と仰せられて追いはらつてしまいました。このイザナギの命は、淡路の多賀の社にお鎭まりになつておいでになります。

水蛭子とかホノカゲヅチと比べたらすげぇいい待遇じゃないですかw

内心責められないんでしょうかね。

親と子は似るとは言いますが。

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