ninja

2014年2月27日木曜日

八俣の大蛇-古事記10

 

さてタイトル通り、今回はマザコン鬼畜野郎ことスサノヲの八岐大蛇のお話。

鬼畜だけにどういうことをやるのか(良くも悪くも)期待。

では全文です。

 かくてスサノヲの命は逐い拂われて出雲の國の肥の河上、トリカミという所にお下りになりました。この時に箸がその河から流れて來ました。それで河上に人が住んでいるとお思いになつて尋ねて上つておいでになりますと、老翁と老女と二人があつて少女を中において泣いております。そこで「あなたは誰だれですか」とお尋ねになつたので、その老翁が、「わたくしはこの國の神のオホヤマツミの神の子でアシナヅチといい、妻の名はテナヅチ、娘の名はクシナダ姫といいます」と申しました。また「あなたの泣くわけはどういう次第ですか」とお尋ねになつたので「わたくしの女はもとは八人ありました。それをコシの八俣の大蛇が毎年來て食べてしまいます。今またそれの來る時期ですから泣いています」と申しました。「その八俣の大蛇というのはどういう形をしているのですか」とお尋ねになつたところ、「その目は丹波酸漿のように眞赤で、身體一つに頭が八つ、尾が八つあります。またその身體には蘿の檜・杉の類が生え、その長さは谷八峰八をわたつて、その腹を見ればいつも血が垂れて爛だれております」と申しました。そこでスサノヲの命がその老翁に「これがあなたの女さんならばわたしにくれませんか」と仰せになつたところ、「恐れ多いことですけれども、あなたはどなた樣ですか」と申しましたから、「わたしは天照大神の弟です。今天から下つて來た所です」とお答えになりました。それでアシナヅチ・テナヅチの神が「そうでしたら恐れ多いことです。女をさし上げましよう」と申しました。依つてスサノヲの命はその孃子おとめを櫛の形に變えて御髮にお刺さしになり、そのアシナヅチ・テナヅチの神に仰せられるには、「あなたたち、ごく濃い酒を釀し、また垣を作り廻して八つの入口を作り、入口毎に八つの物を置く臺を作り、その臺毎に酒の槽をおいて、その濃い酒をいつぱい入れて待つていらつしやい」と仰せになりました。そこで仰せられたままにかように設けて待つている時に、かの八俣の大蛇がほんとうに言つた通りに來ました。そこで酒槽毎にそれぞれ首を乘り入れて酒を飮みました。そうして醉つぱらつてとどまり臥して寢てしまいました。そこでスサノヲの命がお佩きになつていた長い劒を拔いてその大蛇をお斬り散らしになつたので、肥の河が血になつて流れました。その大蛇の中の尾をお割きになる時に劒の刃がすこし毀けました。これは怪しいとお思いになつて劒の先で割いて御覽になりましたら、鋭い大刀がありました。この大刀をお取りになつて不思議のものだとお思いになつて天照大神に獻上なさいました。これが草薙の劒でございます。
 かくしてスサノヲの命は、宮を造るべき處を出雲の國でお求めになりました。そうしてスガの處においでになつて仰せられるには、「わたしは此處に來て心もちが清々しい」と仰せになつて、其處に宮殿をお造りになりました。それで其處をば今でもスガというのです。この神が、はじめスガの宮をお造りになつた時に、其處から雲が立ちのぼりました。依つて歌をお詠みになりましたが、その歌は、

雲の叢がり起たつ出雲の國の宮殿。
妻と住むために宮殿をつくるのだ。
その宮殿よ。

というのです。そこでかのアシナヅチ・テナヅチの神をお呼びになつて、「あなたはわたしの宮の長となれ」と仰せになり、名をイナダの宮主スガノヤツミミの神とおつけになりました。

じゃいつも通り、ツッコミどころ。

ただすくねぇなw

 かくてスサノヲの命は逐い拂われて出雲の國の肥の河上、トリカミという所にお下りになりました。この時に箸がその河から流れて來ました。それで河上に人が住んでいるとお思いになつて尋ねて上つておいでになりますと、老翁と老女と二人があつて少女を中において泣いております。そこで「あなたは誰だれですか」とお尋ねになつたので、その老翁が、「わたくしはこの國の神のオホヤマツミの神の子でアシナヅチといい、妻の名はテナヅチ、娘の名はクシナダ姫といいます」と申しました。また「あなたの泣くわけはどういう次第ですか」とお尋ねになつたので「わたくしの女はもとは八人ありました。それをコシの八俣の大蛇が毎年來て食べてしまいます。今またそれの來る時期ですから泣いています」と申しました。「その八俣の大蛇というのはどういう形をしているのですか」とお尋ねになつたところ、「その目は丹波酸漿のように眞赤で、身體一つに頭が八つ、尾が八つあります。またその身體には蘿の檜・杉の類が生え、その長さは谷八峰八をわたつて、その腹を見ればいつも血が垂れて爛だれております」と申しました。

なんか、ものすごく普通の人になってますけど。

少し前みたいに暴れたりしない。

というか、こいつホントにスサノヲなのか?

 

そこでスサノヲの命がその老翁に「これがあなたの女さんならばわたしにくれませんか」と仰せになつたところ、「恐れ多いことですけれども、あなたはどなた樣ですか」と申しましたから、「わたしは天照大神の弟です。今天から下つて來た所です」とお答えになりました。それでアシナヅチ・テナヅチの神が「そうでしたら恐れ多いことです。女をさし上げましよう」と申しました。

それっぽい素振りも見せてますが。

なんというか、まとも。

なんというかつまらん。

依つてスサノヲの命はその孃子を櫛の形に變えて御髮にお刺さしになり、そのアシナヅチ・テナヅチの神に仰せられるには、「あなたたち、ごく濃い酒を釀し、また垣を作り廻して八つの入口を作り、入口毎に八つの物を置く臺を作り、その臺毎に酒の槽をおいて、その濃い酒をいつぱい入れて待つていらつしやい」と仰せになりました。そこで仰せられたままにかように設けて待つている時に、かの八俣の大蛇がほんとうに言つた通りに來ました。そこで酒槽毎にそれぞれ首を乘り入れて酒を飮みました。そうして醉つぱらつてとどまり臥して寢てしまいました。そこでスサノヲの命がお佩きになつていた長い劒を拔いてその大蛇をお斬り散らしになつたので、肥の河が血になつて流れました。

と、思ったらこれだよw

血の河を作ってw

しかも寝込みを襲うとかサイテーだろw

まー退治するってプロセスを考えれば仕方ないのか。

その大蛇の中の尾をお割きになる時に劒の刃がすこし毀けました。これは怪しいとお思いになつて劒の先で割いて御覽になりましたら、鋭い大刀がありました。この大刀をお取りになつて不思議のものだとお思いになつて天照大神に獻上なさいました。これが草薙の劒でございます。

 

なんかすげー大人だ、スサノヲ。

さすがに天界追放は堪えたんだろうか

 かくしてスサノヲの命は、宮を造るべき處を出雲の國でお求めになりました。そうしてスガの處においでになつて仰せられるには、「わたしは此處に來て心もちが清々しい」と仰せになつて、其處に宮殿をお造りになりました。

たぶん、バカなことしなければ、もっと心がすがすがしかったと思いますよw

それで其處をば今でもスガというのです。

それ理由単純すぎだろw

この神が、はじめスガの宮をお造りになつた時に、其處から雲が立ちのぼりました。依つて歌をお詠みになりましたが、その歌は、

雲の叢がり起たつ出雲の國の宮殿。
妻と住むために宮殿をつくるのだ。
その宮殿よ。

というのです。そこでかのアシナヅチ・テナヅチの神をお呼びになつて、「あなたはわたしの宮の長となれ」と仰せになり、名をイナダの宮主スガノヤツミミの神とおつけになりました。

なんか、とってもツッコミどころが少ないお話でした。

というか、たった一つ話挟むだけでここまで大人になるとはw

2014年1月29日水曜日

穀物の種-古事記9

今回は短いです。

では本文です。


 スサノヲの命は、かようにして天の世界から逐われて、下界へ下つておいでになり、まず食物をオホゲツ姫の神にお求めになりました。そこでオホゲツ姫が鼻や口また尻から色々の御馳走を出して色々お料理をしてさし上げました。この時にスサノヲの命はそのしわざをのぞいて見て穢いことをして食べさせるとお思いになつて、そのオホゲツ姫の神を殺してしまいました。殺された神の身體に色々の物ができました。頭に蠶ができ、二つの目に稻種ができ、二つの耳にアワができ、鼻にアズキができ、股の間にムギができ、尻にマメが出來ました。カムムスビの命が、これをお取りになつて種となさいました。

 

すんげー短っ。

今までの半分以下w

 

ということで今回のツッコミどころを。

 スサノヲの命は、かようにして天の世界から逐われて、下界へ下つておいでになり、まず食物をオホゲツ姫の神にお求めになりました。

前回の天の岩戸あたりを読めば追放の理由も分かるんですが。

いきなり飯をたかるとかw

 

そこでオホゲツ姫が鼻や口また尻から色々の御馳走を出して色々お料理をしてさし上げました。

 

これ、

スカトロというかゲロスカじゃねぇかw

うわー、神様こんなんばっかかw

 

この時にスサノヲの命はそのしわざをのぞいて見て穢いことをして食べさせるとお思いになつて、そのオホゲツ姫の神を殺してしまいました。

何度も言うようで悪いがスサノヲ

恩人をいきなり殺すなよw

ただ今回は気持ちは分からんでもないw

 

殺された神の身體に色々の物ができました。頭に蠶ができ、二つの目に稻種ができ、二つの耳にアワができ、鼻にアズキができ、股の間にムギができ、尻にマメが出來ました。カムムスビの命が、これをお取りになつて種となさいました。

なんかいつも通りの流れですけど。

 

目から米って、絶対違うものじゃねぇのかw

鼻から小豆じゃなくて、これも絶対違うものだからw

尻に豆って、それも勘弁してくれw

 

うーん短いぶん酷い話だった気がw

2014年1月13日月曜日

天の岩戸-古事記8

少し間が開いてしまいましたが、またもや近親姦のあとのお話。

では全文です。

 そこでスサノヲの命は、天照大神に申されるには「わたくしの心が清らかだつたので、わたくしの生んだ子が女だつたのです。これに依つて言えば當然わたくしが勝つたのです」といつて、勝つた勢いに任せて亂暴を働きました。天照大神が田を作つておられたその田の畔を毀こわしたり溝を埋めたりし、また食事をなさる御殿に屎をし散らしました。このようなことをなさいましたけれども天照大神はお咎めにならないで、仰せになるには、「屎のようなのは酒に醉つて吐き散らすとてこんなになつたのでしよう。それから田の畔を毀し溝を埋めたのは地面を惜しまれてこのようになされたのです」と善いようにと仰せられましたけれども、その亂暴なしわざは止みませんでした。天照大神が清らかな機織場においでになつて神樣の御衣服を織らせておいでになる時に、その機織場の屋根に穴をあけて斑駒の皮をむいて墮とし入れたので、機織女が驚いて機織りに使う板で陰をついて死んでしまいました。そこで天照大神もこれを嫌つて、天の岩屋戸をあけて中にお隱れになりました。それですから天がまつくらになり、下の世界もことごとく闇らくなりました。永久に夜が續いて行つたのです。そこで多くの神々の騷ぐ聲は夏の蠅のようにいつぱいになり、あらゆる妖がすべて起りました。
 こういう次第で多くの神樣たちが天の世界の天のヤスの河の河原にお集まりになつてタカミムスビの神の子のオモヒガネの神という神に考えさせてまず海外の國から渡つて來た長鳴鳥を集めて鳴かせました。次に天のヤスの河の河上にある堅い巖を取つて來、また天の金山の鐵を取つて鍛冶屋のアマツマラという人を尋ね求め、イシコリドメの命に命じて鏡を作らしめ、タマノオヤの命に命じて大きな勾玉が澤山ついている玉の緒の珠を作らしめ、アメノコヤネの命とフトダマの命とを呼んで天のカグ山の男鹿の肩骨をそつくり拔いて來て、天のカグ山のハハカの木を取つてその鹿の肩骨を燒いて占わしめました。次に天のカグ山の茂つた賢木を根掘にこいで、上の枝に大きな勾玉の澤山の玉の緒を懸け、中の枝には大きな鏡を懸け、下の枝には麻だの楮の皮の晒したのなどをさげて、フトダマの命がこれをささげ持ち、アメノコヤネの命が莊重な祝詞を唱となえ、アメノタヂカラヲの神が岩戸の陰かげに隱れて立つており、アメノウズメの命が天のカグ山の日影蔓を手襁たすきに懸かけ、眞拆の蔓を鬘として、天のカグ山の小竹の葉を束たばねて手に持ち、天照大神のお隱れになつた岩戸の前に桶を覆せて踏み鳴らし神懸かりして裳の紐を陰に垂らしましたので、天の世界が鳴りひびいて、たくさんの神が、いつしよに笑いました。そこで天照大神は怪しいとお思いになつて、天の岩戸を細目にあけて内から仰せになるには、「わたしが隱れているので天の世界は自然に闇く、下の世界も皆闇くらいでしようと思うのに、どうしてアメノウズメは舞い遊び、また多くの神は笑つているのですか」と仰せられました。そこでアメノウズメの命が、「あなた樣に勝つて尊い神樣がおいでになりますので樂しく遊んでおります」と申しました。かように申す間にアメノコヤネの命とフトダマの命とが、かの鏡をさし出して天照らす大神にお見せ申し上げる時に天照大神はいよいよ不思議にお思いになつて、少し戸からお出かけになる所を、隱れて立つておられたタヂカラヲの神がその御手を取つて引き出し申し上げました。そこでフトダマの命がそのうしろに標繩を引き渡して、「これから内にはお還り入り遊ばしますな」と申しました。かくて天照大神がお出ましになつた時に、天も下の世界も自然と照り明るくなりました。ここで神樣たちが相談をしてスサノヲの命に澤山の品物を出して罪を償わしめ、また鬚と手足の爪とを切つて逐いはらいました。

 

ではツッコミどころを順番に。

 そこでスサノヲの命は、天照大神に申されるには「わたくしの心が清らかだつたので、わたくしの生んだ子が女だつたのです。これに依つて言えば當然わたくしが勝つたのです」といつて、勝つた勢いに任せて亂暴を働きました。

あのさ……

ごめん。

おれが悪かった。

アマテラス、完全武装でスサノヲ追い出していいわw

ていうか、なにやってんですか

この神はw

産んだ子供が女=心が清らかって何?

おそらく女性が子供を産めるからって事だとは思うんですけど。

しかし勝ったから狼藉って。

 

天照大神が田を作つておられたその田の畔を毀こわしたり溝を埋めたりし、また食事をなさる御殿に屎をし散らしました。このようなことをなさいましたけれども天照大神はお咎めにならないで、仰せになるには、「屎のようなのは酒に醉つて吐き散らすとてこんなになつたのでしよう。それから田の畔を毀し溝を埋めたのは地面を惜しまれてこのようになされたのです」と善いようにと仰せられましたけれども、その亂暴なしわざは止みませんでした。

さすがに怒ろうよ、アマテラス

家の中でクソまき散らされたのに怒らないって。

とりあえず、

クソとゲロは全く別物ですから。

百歩譲って酒飲んでゲロならまぁね(棒)、クソまき散らされたら普通キレますよ。

 

天照大神が清らかな機織場においでになつて神樣の御衣服を織らせておいでになる時に、その機織場の屋根に穴をあけて斑駒の皮をむいて墮とし入れたので、機織女が驚いて機織りに使う板で陰をついて死んでしまいました。そこで天照大神もこれを嫌つて、天の岩屋戸をあけて中にお隱れになりました。

あのさ……

スサノヲ、さっさと黄泉の国に行け

で、もう帰ってくるな。

 

子供以下じゃねぇか、この神。

 

アマテラス、戦えよw

引きこもるなよw

 

なんか現実逃避してるみたいじゃんw

いや実際そうなんでしょうけどw

それですから天がまつくらになり、下の世界もことごとく闇らくなりました。永久に夜が續いて行つたのです。そこで多くの神々の騷ぐ聲は夏の蠅のようにいつぱいになり、あらゆる妖がすべて起りました。

さっさと出てきてください、アマテラス。

気持ちは非常に分かるが、

スサノヲが来た時みたいに

完全武装して戦おうよ。

 

それはさておき、これは日食のことを言っています。

昔は日食が起こると世界が滅ぶと言われていたので。

 

  こういう次第で多くの神樣たちが天の世界の天のヤスの河の河原にお集まりになつてタカミムスビの神の子のオモヒガネの神という神に考えさせてまず海外の國から渡つて來た長鳴鳥を集めて鳴かせました。次に天のヤスの河の河上にある堅い巖を取つて來、また天の金山の鐵を取つて鍛冶屋のアマツマラという人を尋ね求め、イシコリドメの命に命じて鏡を作らしめ、タマノオヤの命に命じて大きな勾玉が澤山ついている玉の緒の珠を作らしめ、アメノコヤネの命とフトダマの命とを呼んで天のカグ山の男鹿の肩骨をそつくり拔いて來て、天のカグ山のハハカの木を取つてその鹿の肩骨を燒いて占わしめました。次に天のカグ山の茂つた賢木を根掘にこいで、上の枝に大きな勾玉の澤山の玉の緒を懸け、中の枝には大きな鏡を懸け、下の枝には麻だの楮の皮の晒したのなどをさげて、フトダマの命がこれをささげ持ち、アメノコヤネの命が莊重な祝詞を唱となえ、アメノタヂカラヲの神が岩戸の陰かげに隱れて立つており、アメノウズメの命が天のカグ山の日影蔓を手襁たすきに懸かけ、眞拆の蔓を鬘として、天のカグ山の小竹の葉を束たばねて手に持ち、天照大神のお隱れになつた岩戸の前に桶を覆せて踏み鳴らし神懸かりして裳の紐を陰に垂らしましたので、天の世界が鳴りひびいて、たくさんの神が、いつしよに笑いました。

 

このままじゃ滅ぶからってことでやるのは分かるが。

引きこもり引っ張り出すのに

神様総動員とかw

どんだけ大事になってんだよw

 

そこで天照大神は怪しいとお思いになつて、天の岩戸を細目にあけて内から仰せになるには、「わたしが隱れているので天の世界は自然に闇く、下の世界も皆闇くらいでしようと思うのに、どうしてアメノウズメは舞い遊び、また多くの神は笑つているのですか」と仰せられました。そこでアメノウズメの命が、「あなた樣に勝つて尊い神樣がおいでになりますので樂しく遊んでおります」と申しました。かように申す間にアメノコヤネの命とフトダマの命とが、かの鏡をさし出して天照らす大神にお見せ申し上げる時に天照大神はいよいよ不思議にお思いになつて、少し戸からお出かけになる所を、隱れて立つておられたタヂカラヲの神がその御手を取つて引き出し申し上げました。そこでフトダマの命がそのうしろに標繩を引き渡して、「これから内にはお還り入り遊ばしますな」と申しました。かくて天照大神がお出ましになつた時に、天も下の世界も自然と照り明るくなりました。

これで一件落着、ってところですか。

ただスサノヲは?

ここで神樣たちが相談をしてスサノヲの命に澤山の品物を出して罪を償わしめ、また鬚と手足の爪とを切つて逐いはらいました。

おいw

爪と髭切って追放でいいのかよw

どんだけ緩いんだ、神様への罰ってw

ていうか緩いってレベルじゃねーぞw